『HYGGE 365日「シンプルな幸せ」のつくり方』マイク・ヴァイキング 著

読書

 

こんにちは、ぼたんです。

 

 

みなさんはデンマークが世界幸福度ランキング上位の常連国であることをご存じでしょうか。

 

 

1年の半分は太陽の光を浴びられない、1年のうち半分以上が雨模様…

 

そんな寒さの厳しい冬、雨の多い鬱々としそうな環境の中、なぜデンマークの人々はそんなに幸せを感じているのか。

 

 

 

その秘密が「HYGGE(ヒュッゲ)」です。

 

 

 

 

雰囲気を一言で表そうとすると「心地よさ」となるのかもしれませんが、なかなか日本語で一言で表すのが難しい。

 

・人との温かいつながりをつくる方法

・心の安らぎ

・不安がないこと

・お気に入りのものに囲まれて過ごす幸せ

・心地よい一体感

 

これらもすべて「ヒュッゲ」です。

 

 

 

 

猛吹雪の中、小屋で暖炉にあたりながら気心の知れた仲間たちと談笑する時間も「ヒュッゲ」。

 

 

家のお気に入りの場所で、お気に入りのものに囲まれて、お気に入りのスイーツとともに静かに過ごす時間も「ヒュッゲ」。

 

 

 

書いているうちに、とにかく自分がちょっとでも幸せを感じる、心があたたかくなるようなものはすべて「ヒュッゲ」に内包されるのかな、と感じています。

 

 

 

 

デンマークの人々はこの「ヒュッゲ」をとても大切にしており、生活の中でいかに「ヒュッゲ」であるかを追求しているからこそ幸福度が高いのではないか。

 

 

 

そんな「ヒュッゲ」とはどういったものなのか、それを感じられるようにヒュッゲな事柄や経験、瞬間などをたくさん紹介しているのが本書です。

 

 

 

 

さすがにヨーロッパと日本では文化があまりに異なるので、本書で紹介されているすべてが私たちにとって必ずしもヒュッゲではないかもしれませんが、それでも日常生活でヒュッゲな時間を楽しむヒントがたくさん詰まっています。

 

 

 

そして本書を読んでいると、日常の小さな幸せに気づき感謝すること、周りの人々を大切にし心地よい関係を築くこと、当たり前に思ってしまい意識しないとつい忘れてしまうようなことを、意識的に丁寧に行うこともまたヒュッゲ度を高めるのにつながるのなかと思えてきました。

 

 

 

高級レストランに行く、ハイブランドの装飾品を身に着ける、たくさん仕事を頑張って出世する…。

 

これらももちろん幸せを感じる出来事かもしれません。

 

 

 

 

しかしよりヒュッゲを感じるのであれば、飽きのこない長く使えるお気に入りや、友人家族と料理の過程も楽しみながらカジュアルに食事を楽しみ、家族との時間を最優先で残業はせずに帰宅。

 

 

他人からどう見られるかではなく、いかに自分の心が安らぎ満ち足りていくか。

 

 

 

 

他人と比較して、他人からの目を気にして、自分を大きく見せようとつい頑張ってしまう生き方は疲れてしまう。

 

等身大の自分を抱きしめ、今ある幸せをしっかり感じとり、周りの人々と良好な関係を築く。

これがしっかりできるだけで本当は最高に幸せなはずなのです。

 

 

 

改めて、幸せとは探すものではなく、感じるものであるということに気づかされます。

 

 

 

 

デンマーク流のヒュッゲな時間の楽しみ方がたくさん紹介されていますので、私も自分で取り入れられる、自分に合いそうだなと思うところは少しずつ取り入れていきたいなと思います。

 

 

 

いつまでも今ある幸せを大切に、周りの人たちと楽しい毎日を過ごせますように。

 

 

 

 

 

ぼたん🌸

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