『よみがえる変態』 星野源 著

読書
DSC_0488

 

こんんちは、ぼたんです。

 

 

今回はあの星野源さんによるエッセイ本『よみがえる変態』のご紹介です。

 

こちらは2011年から2013年まで、雑誌『GINZA』で連載していたエッセイを加筆修正、新たな書下ろしを加え編まれた一冊です。

 

 

 

もう1話目から源さんワールドが始まります…笑

いきなりタイトルが「おっぱい」って…。

 

 

それでもさすが星野源さん。読み始めるとタイトルの印象とは裏腹に、実はしっかり哲学というか、なるほどなあ…とうなされるような内容となっています。

 

 

 

エッセイ全体にお人柄なのか温かさがにじみ出ていて、誰を否定したり傷つけることなく、でもご自身の考えがあっさりと読み進められる簡潔さで描かれていたり、時折ほかの芸能人の方のエピソードも挟まりますが、どれもその方たちを素敵に捉えられていて、そりゃみんな星野さんに惚れるなあ…と納得です。

 

 

 

そして突然のご病気と復活までの道のり。

 

ギャグなんかを挟みながら、くすっと笑えるように描かれていますが、相当に苦しい経験であったと推察します。

それをこうして笑い話ではないですが、明るく描かれ、そもそも元気に帰ってきてくださったこと、それだけでも本当に強い方だなあと感じます。

 

 

 

私がちゃんと星野さんを認識したのはドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』のころで、演じていた役柄と普段の気さくな姿のギャップがたまらなく素敵だなとすぐに惹きこまれました(笑)

 

 

昔からあまりテレビを見る習慣がなく、ドラマを1クール全話見たことがなかったのですが、『逃げ恥』だけは初めて、録画してでも全話見た、思い出の1本です。

 

 

 

そしてそのお二人が現実でもご結婚され、にわかながらのファンとしては、なんとも嬉しい出来事です。

 

 

 

と、その喜びの後にこのエッセイ本を読んだがゆえに、エッセイの調子で奥様である新垣さんと楽しいご家庭を築かれているのかと想像すると余計におもしろく感じます。

 

 

 

 

これまで物語本ばかり読んできて、エッセイはあまり手が伸びてこなかったのですが、新ジャンルへの入り口としてもおすすめできる軽やかな1冊でした。

 

 

 

 

ぼたん🌸

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました